更年期症状

更年期症状

更年期症状について

『更年期』は女性のエイジングに伴う生殖期から非生殖期への移行期です。閉経前後5年の計10年間とされます。
1)顔のほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)・発汗などの血管運動神経症状
2)易疲労感・めまい・動悸・頭痛・肩こり・腰痛・関節痛・足腰の冷えなどの身体症状
3)不眠・イライラ・不安感・抑うつ気分などの精神症状
日常生活に支障を来たす病態を更年期障害といいます。

  • ・ホルモン補充療法(HRT)
  • ・漢方薬
  • ・プラセンタ注射
  • ・自律神経調節剤
  • ・抗不安薬
  • ・睡眠導入剤
  • ・SSRI
  • ・食事/運動療法

診察には健康診断(人間ドッグ)の結果が役立ちます。どうぞお持ちください。
更年期障害で除外診断を考慮すべき主な疾患・病態があります。

  • 病状全般:うつ病、甲状腺亢進症、低下症
  • 倦怠感・意欲低下:うつ病、甲状腺亢進症、低下症
  • 動悸:貧血、不整脈
  • めまい:メニエール病、貧血
  • 指のこわばり:慢性関節リウマチ
  • 頭痛:脳腫瘍、薬剤誘発性頭痛
  • 腰痛:椎間板ヘルニア
  • 膝痛:変形性膝関節症
  • ホットフラッシュ:カルシウム拮抗薬服用

必要に応じて専門家を紹介します。

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